Windows 11 インストール手順

20_ノウハウ・手順

マイニングとは直接関係ないですが、SIerらしく手順書を作りました。
実際にはWin10とほとんど変わらないですね^^
まだまだ情報が少ないですがインストールされる方の参考になれば。

ダウンロード

Windows 11のインストールイメージを作るためのスクリプトを取得します。
下記のURLを開き、「Latest Dev Channel build」「x64」を選択します。
 ※従来はISOファイルを直接ダウンロードできましたが、自分でISOを作るようです。
 ※64bitマシンでのインストールを想定しています。
 UUP dump <https://uupdump.net/>


「Windows 11 Insider Preview」を選択します。


言語を「Japanese」を選択して、「Next」を選択します。


「Windows Home」、「Windows Pro」を選択して「Next」を選択します。
 ※いずれか一つでも問題ありません。


「Download and convert to ISO」を選び、「Create download package」を選択します。
 ※なお、必要に応じてオプションを選択してください。


任意の場所に保存します。


ISOファイルの作成

上記でダウンロードしたファイルをもとに必要なメディアをダウンロードして
ISOファイルを作成します。回線速度や処理速度によりますが、1~2時間かかります。
また、ディスクの空き容量として20GB弱程度必要となります。
(ダウンロードモジュール6GB程度、展開・一時領域6GB程度、ISO出力6GB程度)


上記でダウンロードしたZipファイルを解凍します。
 ※注意:解凍したフォルダ上にtmpファイルが作られるため、20GB弱の空きが必要


「uup_download_windows.cmd」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。


コマンドプロンプトが起動し、ダウンロードが開始されるため、待ちます。


ダウンロードが始まると「UUPs」のフォルダにファイルがダウンロードされていきます。


ISOファイルを作るために必要なモジュールが展開・追加されるのを待ちます。


終了時に「Press 0 to exit.」と表示されるため、「0」を入力して終了します。


ディレクトリ内にISOファイルが出来上がっていることを確認します。


インストール

上記で作成したISOファイルを使って、起動します。
 ※何もOSがインストールされていない仮想マシンをベースにインストールしていますが、
  必要に応じて、BIOS等々でDVDドライブ等を優先して起動するように設定してください。


インストールする言語等々を確認して「次へ」を選択します。


「今すぐインストール」を選択します。


Windowsのライセンス認証が表示されますが、まだPreview版ですので
「プロダクトキーがありません」を選択します。


インストールするOSを選択します。例として「Windows 11 Pro」を選択します。


適用される通知とライセンス条項が表示されるため中身を確認し、
左下のチェックボックスにチェックを入れ、「次へ」を選択します。


インストールの種類を選択します。例として「カスタム」を選択します。


  注意:このあと、すぐにインストールが始まります。
インストールするドライブを選択し、「次へ」を選択します。
 ※例として何もOSが含まれていないディスクへのインストールを想定しています。
  既存のWindows10をアップグレードする際には、データの退避、
  対象ドライブの確認等々を行った上で実行してください。(データが上書きされて消えます)


Windows のインストールが開始します。しばらく待ちます。


自動で再起動され、デバイスの準備が始まりますので待ちます。


インストールが進むと、下記のような白背景の画面に切り替わります。


国や地域の設定が表示されるため、「日本」を選択して「はい」を選択します。


キーボードレイアウトが問われますので、「はい」を選択します。


複数のキーボードレイアウトを使う方向けの設定のため、「スキップ」を選択します。


ネットワーク接続の設定が表示されますが、お試しなので
「インターネットに接続していません」を選択します。
 ※Microsoftのアカウントと紐付けを行う場合には、有線・無線LANなどを介して
  インターネット接続してから「次へ」を選択します。


「制限された設定で続行」を選択します。


デバイスの利用者の名前を入力して、「次へ」を選択します。


上記のユーザに対するパスワードを入力して「次へ」を選択します。


パスワードを再入力して確認を行い、「次へ」を選択します。


パスワードを忘れた際の質問1つ目を設定して、「次へ」を選択します。


パスワードを忘れた際の質問2つを設定して、「次へ」を選択します。


パスワードを忘れた際の質問3つ目を設定して、「次へ」を選択します。


プライバシー設定として全て「いいえ」を選択して、「同意」を選択します。
 ※お試しのため一旦、全て「いいえ」に設定しています。


下記の画面を遷移するのを待ちます。


インストールが完了するとデスクトップが表示されます。


必要に応じてWindowsのバージョンを確認します。
 ※コマンドプロンプトを開き、「winver」と入力するとバージョン表示されます。


シャットダウン方法

右下の「○」マークをクリックして、「シャットダウン」を選びます。


参考:シャットダウン中の画面


TPM、SecureBoot対策

Windows 11のインストール要件として、TPMとSecureBootがあります。
要件を満たしていないPCでインストールする場合には、下記の方法で回避できるようです。

方法:インストーラ起動したあと、レジストリエディタにて以下のパラメータを追加
  ①「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup」内に
    ・「LabConfig」キーを追加

  ②「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig」内に
    ・「DWORD(32ビット)」で「BypassTMPCheck」を追加、値を「1」に変更。
    ・「DWORD(32ビット)」で「BypassSecureBootCheck」を追加、値を「1」に変更。


インストーラ起動したら、「Shift」+「F10」キーを押下します。


「regedit」と入力して、「Enter」を入力します。


レジストリエディタが起動するため、「HKEY_LOCAL_MACHINE」を選択します。


下記のキーとパラメータを追加します。
  ①「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup」内に
    ・「LabConfig」キーを追加

  ②「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig」内に
    ・「DWORD(32ビット)」で「BypassTMPCheck」を追加値を「1」に変更。
    ・「DWORD(32ビット)」で「BypassSecureBootCheck」を追加値を「1」に変更。


セットアップ画面を一度「×」ボタンで閉じて、初期画面に戻ります。


再度、「次へ」を選択してインストールを実施します。
 ※続きは、インストール手順参照。


以上

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