昨日のRTX3060のEthereumハッシュレート50%Downと共に、
NVIDIAのマイニング専用機CMP HXも発表されていましたね。
※NVIDIA CMP HX
https://www.nvidia.com/en-us/cmp/
※NVIDIA、マイニング専用GPU「CMP HX」投入。ディスプレイ出力なし
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1307502.html
CMPとは、Cryptocurrency Mining Processorの略で、
要するにマイニング専用機、というものです。
一般的なGPUとの違いは、下記のような点が特徴となります。
<Cryptocurrency Mining Processorの特徴>
・ディスプレイ出力がなく、エアフローの最適化されている。
・メモリバスや動作クロック、動作電圧、電力効率など、
マイニング向けにチューニングがされている、できる。
通常、GPUを使って高解像度、高リフレッシュレート、
複数ディスプレイ表示したりするものですが、
そもそもディスプレイ出力端子が無いので、
CMP単体で市スプレイ出力はできませんね。
単純な計算機、として使うようなイメージです。
NVIDIAの公式サイトにあるリリース時期は、
・3060、3070相当のCMPが2021年の1Q(~3月頃)
・3080、3090相当のCMPが2021年の2Q(~6月頃)
個人的にCMPには期待しているものの、
チューニング部分がどの程度のものなのか、
電力効率が頭一つ出ているのか、が気になる。
ただ、以下の理由からリセールバリューが低くなりそうで、
出口戦略が難しいため、自分は通常版GPUを買うつもりです。
<CMPを買わない理由>
・利用用途が限られ、マイニングブームが去ると値崩れしそう。
・酷使されている筐体が多く、ジャンク品が多く出回りやすい。
・CMPのチューニングが大したことない、という推測。
・通常版のGPUのハッシュレートがドライバやソフトウェアで
調整されても、海賊版のドライバで回避できる、という推測。
なので、やはり期待すべきは…2021年4月発売予定のRTX 3080Tiですね。
コメント
[…] さて、先日NVIDIA様がマイナー専用CMPの発表を受けて記事書きましたが、GPU増産、ではなく別ラインナップにしてくる意図がくみ取れる記事が出ていましたので紹介します。 […]