chiaのファーミングについて

49_ファーミング

マイニングはGPUやCPUを使ってハッシュ計算をさせるものですが、
最近、HDDを使ったファーミングってものが流行っているみたいですね。
3年ほど前にマイングブームがあったときにも流行っていたそうですが、
今回はじめて知りましたのでトライしてみています。

ざっくり言うと、事前に膨大なハッシュ計算をしておき、
その結果をディスク上に書き込んで保管して置くことが基本で、
お題に対するハッシュ値を求められた際、自分のディスク上に
結果があるかどうか確認して、合致していれば報告してコインゲット。
なので、事前にどれだけハッシュ計算を終してディスク上に結果を
記録できているかどうか、その容量を大きいほど確率が上がる
もの。

ファーミングで収益を得るまでの流れは以下の通り。

■Chiaファーミングの流れ
 ①ソフトをインストールする。
 ②ウォレットを登録する。
 ③「耕地」と呼ばれる計算を行い、ディスク上にデータを格納する。
 ④ネットワーク上を監視し、作成した「畑」との照合を繰り返す。
  ※④と並行して③を繰り返すことで「畑」の数を増やし確率を上げる。
 ⑤ハッシュ値が合致すれば報酬ゲット。

なお、Chiaの公式サイトやらシミュレーション、XCH価格は下記。

■各種URL
 ・Chia Network
  https://www.chia.net/
 ・Chia Calculator
  https://chiacalculator.com/
 ・coinbase XCH価格
  https://www.coinbase.com/ja/price/chia-network

1週間ほど実施してみましたが、ポイントとしては、以下のような点ですかね。

■Chiaファーミングのポイント
 ・耕作時にTEMPディレクトリと保管用ディレクトリを指定できるため、
  TEMPはSSDなどの高速ディスク保管用はHDDなどの大容量ディスクが良い。

 ・TEMPディレクトリの指定なしでも作成できるが、「耕地」時間が長くなり、
  全ネットワーク容量の増加に追いつかないため、報酬が絶望的。
  (TEMP無で100GiBで約一日、SSDのTEMP有で8時間程度

 ・TEMPは、耕地サイズの2~3倍程度(最低~240GB)の容量が必要。

 ・TEMPは、相当なIOが発生するため、SSDの場合注意が必要。
  使い捨てを前提に安物SSDか、「TBW」の指標値の大きな高耐性SSDか。

 ・TEMPも保管用もネットワークドライブを利用できるが、
  TEMPはローカルディスクでないと途中でエラーが発生しやすい。(リトライ不可)

 ・保管用は、大容量の低速のディスクでも問題ない。

 ・耕地状況を示すインジケータは、リニアには進まない
  00~30%:TEMP領域にデータを展開
  31~32%:データの検証
  33~99%:データの圧縮
  100%  :TEMPから保管用にデータ書き込み ※保管用はここに登場するだけ。

 ・他のマシンで作成した「畑」を保存用ディレクトリに移動させても利用可。

1週間程度、試行錯誤しながら上記のポイントを踏まえながら、現状、下記の状態。
余っていたSSDとNAS上の空き領域を活用しているので資金的な追加投資はなし。
古いHDDが余っているので増設するか、ニアライン系の大容量HDDを購入するか迷い中^^
GPUマイニングに比べれば可愛いものなので、HDDの1~2本くらい買ってもいいかなー。

まだ、1通貨ももらえていないので完全にマイナスですが、
1枚12万くらいなので、1XCHだけでもプラスになるものの、
まだ売買できる取引所がほとんどない^^
coinbaseでは、相場が見れるようになったので取り扱いされる日も近いのかな。

簡単ですが、Chiaのファーミングについては、一旦以上です。

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