マイニング収益から見るGeforceの適正価格@2021.05.26

Cost-effectiveness、費用対効果 40_マイニング

BTCが一時50%近く下がったことを受けて、
GPU価格の価格感が気になったので再計算してみました。
やはり前回に比べて、相当回収が苦しい状況ですね。

勝手に定義した適正価格の定義

 1年間マイニング収益が、GPU価格の20%となる損益分岐点から逆算したGPU価格
 ≒ 適正価格以下で買えるなら、投資に対して20%以上の利益が狙える。

試算条件

・稼働期間は1年。稼働率を95%、335日。
・電気代は 25[JPY/kWh]、0.6[JPY/(W・day)]
・マイニング報酬は、毎月 1[%] 低下すると仮定、年平均 94[%]
・GPU以外のパーツ費用は、70,000[JPY]
・税金は利益に対して、20[%]徴収されるものとする。
・BTC価格を 425万[JPY]一定 とし、キャピタルゲインはなしとする。
・1年でGPU価格の 20[%] の利益が得られること。

適正価格の算出方法

 GPU価格の20% = 1年間のマイニング報酬

         =(マイニング収益-電気代-GPU含む設備償却)×(100%-税率20%)
 …略
   GPU適正価格={日数×(GPUのマイニング収益-電気代)-GPU以外の設備費}÷(1+0.25)
  ※GPUが複数枚の場合
  GPU適正価格={枚数×日数×(GPUのマイニング収益-電気代)-GPU以外の設備費}
          ÷{枚数×(1+0.25)}

結果

稀に店頭で定価近くで販売されていることがあるようですが、
今のネット通販価格では、かなり見通しが厳しいです。

製品想定電力
(Nicehash)
[W]
想定利益
(Nicehash)
[JPY/day]
1GPU/台の
適正価格
[JPY]
2GPU/台の
適正価格
[JPY]
市場価格
(価格.com)
[JPY]
判定
RTX 3090288877.82171,765175,976315,000✕
RTX 3080228708.4137,721141,931269,800✕
RTX 3070125459.7490,22994,440149,800✕
RTX 3060 Ti125463.2691,14395,354--
RTX 3060-349.03--94,800-
RTX 2080 Ti219416.3363,38067,590--
RTX 2080 Super211304.5235,67639,886--
RTX 2080152324.0150,51454,724--
RTX 2070 Super120308.651,81656,027--
RTX 2070135308.8549,39553,606109,800✕
RTX 2060 Super125303.8849,76253,972--
RTX 2060120226.8430,58834,79959,800✕
GTX 1080 Ti185288.2935,77139,981--
GTX 1080135237.530,87035,080--
GTX 1070 Ti135194.1119,60423,815--
GTX 1070115186.0420,82325,034--
GTX 1060 6GB80152.5117,91822,129--
GTX 1050 Ti-25.81--23,100-

参考

・Nicehash Profitability Calculator
・Nicehash NVIDIA and AMD graphics cards OC settings for mining
・価格.comのネット通販価格

コメント

  1. […] 最新記事@2021.05.26はこちら。 […]

  2. […] GPUの在庫はダブつき始めて値崩れし始めているので追加で購入したい事もあり適正価格を計算してみました。ただ、前回と同様、BTC、Ethereumの下落を受けて1年で2割利益、となると苦しい状況ですね。3070Ti、3080TiのLHR解除されたらマシになるかもですね。 […]

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