マイニング収益から見るGeforceの適正価格

Cost-effectiveness、費用対効果 10_マイニング

最新記事@2021.05.26はこちら

ここ数日3090が一部在庫があるようですが、相変わらずGPUは品薄。
そして転売目的で価格が吊り上がっているので手が出せませんね。

そこで、この値段が吊り上がった状態でもGPUを買うべきなのか、
参考までにGeforceの各製品の適正価格を算出してみました。

■勝手に定義した適正価格の定義
 1年間マイニング収益が、GPU価格の20%となる損益分岐点から逆算したGPU価格
  ≒ 適正価格以下で買えるなら、投資に対して20%以上の利益が狙える。

■試算条件
・稼働期間は1年。稼働率を95%、335日。
・電気代は 25[JPY/kWh]、0.6[JPY/(W・day)]
・マイニング報酬は、毎月 1[%] 低下するとして、年平均 94[%]
・GPU以外のパーツ費用は、70,000[JPY]
・税金は利益に対して、20[%]徴収されるものとする。
・BTC価格を 600万[JPY]一定 とし、キャピタルゲインはなしとする。
・1年でGPU価格の 20[%] の利益が得られること。

■適正価格の算出方法
 GPU価格の20% = 1年間のマイニング報酬

         =(マイニング収益-電気代-GPU含む設備償却)×(100%-税率20%)
 …略
   GPU適正価格={日数×(GPUのマイニング収益-電気代)-GPU以外の設備費}÷(1+0.25)
  ※GPUが複数枚の場合
  GPU適正価格={枚数×日数×(GPUのマイニング収益-電気代)-GPU以外の設備費}
          ÷{枚数×(1+0.25)}

■結果

製品想定電力
[W]
想定利益
[JPY/day]
1GPU/台の
適正価格
[JPY]
2GPU/台の
適正価格
[JPY]
市場価格
[JPY]
RTX 30902851,158184,890212,890280,000
RTX 3080220925137,577165,577180,000
RTX 307013058467,67495,67480,000
RTX 3060 Ti13057966,55494,55470,000
RTX 306011047143,00571,00565,000
RTX 2080 Ti15063777,578105,578
RTX 2080 Super17546932,20660,206
RTX 208015547436,59364,593118,000
RTX 2070 Super15043828,56556,565
RTX 207012541627,09455,094149,800
RTX 2060 Super12541226,15754,157
RTX 20601153225,33233,33249,800
GTX 1080 Ti18544123,81751,817
GTX 108013536613,08141,081
GTX 1070 Ti135308-1,09926,90163,900
GTX 1070115291-2,20025,800
GTX 1060 6GB80229-11,88416,116

見方としては、適正価格以下で購入できるなら、投資対象として有、というもの。
今のGPUが高いなーと思っていることを定量的に表せたような気がしますが、
残念なことにほぼすべての市場価格が適正価格以上なので投資不適合、という話。

そのため、2年以上稼働させたり、1台のマシンに大量のGPUを搭載する、
電力単価を抑える、などなどの工夫をしなければ参入すべきでないですね。

至る所でGPUマイニングが儲かる、という話を聞きますが、
投資対効果、という意味で見てみるともう既に時遅し^^

コメント

  1. […] BTCが一時50%近く下がったことを受けて、GPU価格の価格感が気になったので再計算してみました。やはり前回に比べて、相当回収が苦しい状況ですね。 […]

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