パソコンの消費電力の確認(CPUID HWMonitor)

CPU、中央演算装置 20_ノウハウ・手順

電力計測機器でまとめて測るのがてっとり早いですが、
計測機器が必要なので二の足を踏んでしまうところ。
なので、ソフト的に大まかな電力量を測る方法をご紹介。
 ※参考:第11世代のノートPCで20~30[W]程度

■必要なソフト(フリーソフト)

 CPUID HWMonitor
  ※インストール版とインストール不要のZip版があり。
  ※公式サイト:https://www.cpuid.com/softwares/hwmonitor.html

■説明

 ・各構成要素の部品単位で消費電力を確認できる(精度は不明)。

 ・マザーボードやCPUの各センサを利用しているため、
  センサがない部品については、確認できない
 ・一時的に使うなら、インストール不要のZip版がおすすめ

■使い方

 ・公式サイトからファイルをダウンロードする。(リンク先

HWMonitor

 ・ダウンロードしたZipファイルを解凍する。

 ・「HWMonitor_x〇〇.exe」を実行する。
  ※32bit版の人はx32、64bit版の人はx64だが、不明であればx32で良い。

HWMonitor

 ・各構成要素の消費電力(Powersなど)を確認、合計する。
  (主にCPU、GPUが消費電力が大きいため重要)

CPUID HWMonitor、電力、ハードウェア、モニタ
※このソフトは電力状況の確認ができるだけで、電力のコントロールはできません。

 ・必要に応じて、コントロールパネル内の電力設定やBIOS設定、
  GPUであればAfterBurnerなどでクロック調整する。(過去記事)

afterburner、GPU、RTX3080
MSI製のソフトですが他のメーカのGPUでもコントロール可能

 ・再度、「HWMonitor_x〇〇.exe」実行して差を確認する。

■コメント

最近のPCでは、アイドル状態で40W未満、負荷がかかると60W程度
 ゲーミングPCなどで、CPUが高周波数・多コアだったり、GPU搭載していると
 高負荷時には、400~500Wになることも少なくない。

・稼働しているマイニングマシンのうち、最も消費電力の高いマシンでは、
 CPU(Intel Xeon L5630、TDP40W)を20W程度まで落として利用しています。
 (その他のマシンは、Intel core-i5 7400Tなどで、実効電力は数W程度)

・GPUマイニングを行う時、普通のパソコンと同じように
 CPU、メモリ、ストレージを含めて稼働させる必要があります。
・パソコン全体の消費電力を確認したい場合、「ワットチェッカー
 のような電力計測器が必要です。

■余談

・普段使用するパソコンは、平日土日含めて相当時間利用しているので、
 性能比で高コスパに加えて、電力比でも高コスパにしたい。
 性能はそこそこで低消費電力(~35W)のCPUが個人的には好きですね。

・学生の頃は、消費電力高くても安いAMD社のK6-Ⅱや、Althonなんかを
 使っていましたが、Intel社の Core2Duo あたりからIntel系CPUに
 乗り換えて久しいですね^^
・ここ最近のIntel系CPUのプロセス改良の不振もあって、高コスパ、かつ
 低消費電力化の進んだAMD社のCPUに戻ろうかなーとも考えています。

 また自作したら記事に残しましょうかね^^※マイニングマシンの記事

■備品等

 ソフトではなく、電力計で測定される場合、以下のような商品が必要です。
 なお、Amazonで安く商品を購入する場合、Keepaを活用あれ。(過去記事

商品価格[JPY]品名URL
N/A
ワットチェッカー
¥5,380

最新価格
4,771
サンワサプライ)
 TAP-TST5 ワットチェッカー
  ※メーカサイト
Amazon
N/A
ワットモニター
¥2,373

最新価格
3,045
サンワサプライ)
 TAP-TST8N ワットモニター
Amazon
N/A
プラグミニ
¥1,980

最新価格
1,980
SwitchBot)
 W2001400 プラグミニ

※スマホでON/OFFでき、
 消費電力の確認可能
Amazon

■参考・関連記事

CPUID HWMonitor 公式サイト
長期間マイニングする上での 3つのコツ
マイニングマシン情報@2021-05-22
Amazonで安く買う工夫(Keepa)

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